痩せにくい期間がやってくるのはダイエット成功の兆し?

こんにちは。アミュレットです。

ダイエットは始めることよりも続けることのほうが難しいと言われていますが、以前にご提案差し上げた「‐2cmチャレンジ」を続けることはできておりますでしょうか?

まだ始めていない方も、今からでも遅くないのでこの機会にぜひ取り組んでみましょう。

ところで、ダイエットを始めると、体重の変化が一時的に停滞することがあるそうです。心当たりはありませんか?

ダイエットを頑張っているのに思ったように体重が減らないと、やる気をなくしてしまいますよね。

しかし、停滞期はダイエットに挑戦している人なら誰もが経験すると言っても過言ではありません。ここで踏ん張ることができるかどうかが減量成功の分かれ道なのです。

そこで今回は、ダイエットにつきものの「停滞期の乗り越え方」をご紹介します。

停滞期を乗り越えるポイント

停滞期は一時的とはいえ、そこで心が折れないようにするためにはそれなりの覚悟や工夫が重要です。

そこでおすすめなのが、体重、食事、運動の記録を継続すること。

自分のそれまでの努力を記録することでモチベーションを持ち続けることができますし、食事や運動をさらに見直すきっかけにもなります。とにかくあきらめず、継続することを心がけましょう。

「停滞期」は成功に近づいている証拠

ダイエットを始めると、最初の頃は順調に減っていた体重が減りにくくなる「停滞期」を迎えることがあります。これは減量開始後2~3週間で多くの方が経験するのですが、ここであきらめずに継続をすることで、ふたたび体重は下降していくようになります。

減量にあたって食事をコントロールすることで、体内に入ってくるカロリーは減っていきます。すると、体は体脂肪を燃焼させることで活動に必要なエネルギーを確保しようとします。減量を始めた初期の頃は、このように体脂肪が燃焼されていくことで体重が減っていきます。

しかし、その状態が2〜3週間程度続くと、少ない摂取カロリーでも活動できるように体が状況に適応するようになります。燃費をよくするために、いわば身体が省エネモードになるんですね。これが停滞期に入る仕組みです。

しかし、省エネモードにも限界があり、およそ1~2週間ほどで体重は再び減り始めます。大事なのは、あきらめずに減量を続けることなんです。

使ってみようアミュレット

ヘルスアミュレットは、あなたの健康を御守りします。
上手にお使いいただくヒントとして、今回はワクチン接種記録のつけかたをご紹介します。

ワクチン接種の記録があなたを守ります

ワクチンは、年に1回、場合によっては一生に1回しか接種しないものもありますが、その効果は長く続きます。いつ、どの医療機関で、どんなワクチンを受けたのかを忘れないようにアミュレットに記録しておきましょう。
どのワクチンを受けたか、いつ受けたか忘れてしまったり、医療機関から受け取った情報を無くしてしまった場合や、万が一、将来ワクチンに不具合が見つかった場合でも、アミュレットがあなたを守ってくれます。

簡単ステップで接種を記録を記録しよう

ステップ1 アミュレット内の「マイデータ」から「ワクチン接種」に進み、記録するワクチンを選びます。

ステップ2 ワクチンの予約日を登録します。予約日を登録すると、リマインド通知を設定することができます。
※ 新型コロナウイルスのワクチン接種予約日を登録した場合は、予約日の前日、当日にアプリにメッセージが届きます。

ステップ3 ワクチンを接種したら接種日を記録しましょう。合わせて、接種した医療機関、ワクチンのメーカー名をメモします。また、医療機関からもらったワクチン情報を写真に撮って記録しましょう。写真は、ワクチンのメーカー名と製造番号が必ずわかるように撮りましょう。※ 新型コロナウイルスのワクチン接種を記録する場合は、以下の手順となります。

※ 新型コロナウイルスのワクチン接種を記録する場合

お手元に、接種後に医療機関で受け取るワクチン接種シールを貼った「接種済証」を用意してから始めてください。記録には、接種日、メーカー名、画像の保存が必須になります。

★ステップ3ー1
以下の3つの画像を用意しましょう。
1.自治体から送付された*1「新型コロナワクチン」のクーポン券の全体像
2.クーポン券のなかの「接種券」
3.接種したときにもらうワクチン接種シールを貼った「接種済証」



※上手な画像撮影のポイント
・接種券や接種済証に書かれている文字が読めるように、カメラのピントを合わせましょう
・接種した日付、場所、メーカー名、製造番号、ご自身の名前・住所・生年月日、接種券に記載のその他の情報がわかるように撮影しましょう

★ステップ3ー2
接種日を入力し、次にメーカーを登録します。メーカー名は、ワクチン接種シールに記載のQRコードを読み込んで登録します(ご自分で入力することはできません)。

★ステップ3-3
3-1で用意した画像を選んで「次へ」をタップします。登録画面で内容を確認したら「登録」をタップして完了です。メーカーによっては、接種後にアプリにメッセージが届く場合があります。

今後はアミュレットが、ワクチン接種の情報とともにあなたを守ります。

接種後の体調の記録をつけよう

接種後も体調の変化を記録しておくことで、万が一何かあったときに医療機関への相談がスムーズになります。アミュレットの「ヘルスログ」機能を使って、その日の気分など体調の変化を記録しておきましょう。あなたを守る、安心の情報になります。

 

※1 先行接種の対象となる医療従事者の方の場合、お勤め先を通じてお知らせします。(厚生労働省 接種についてのお知らせ

作成:株式会社ミナケア

体調はいかがですか?

※このお知らせは、新型コロナウイルスワクチンの接種記録を登録いただいた方で、接種日が一昨日の方にお送りしています

新型コロナウイルスワクチンを接種して2日が経ちました。体調に変化はありませんか?

接種後の体調の記録を付けよう

接種後も、引き続き体調の変化を記録しておくことで、万が一何かあったときに医療機関への相談がスムーズになります。アミュレットの「ヘルスログ」機能を使って、その日の気分など体調の変化を記録しておきましょう。

もしも、副反応が出たら
病気の治療に使う薬と違い、ワクチンは感染症予防のために健康な人にも使います。このため、その安全性には薬より厳しい基準が使われています。それでも、ワクチン接種に伴って予期しない反応や好ましくない反応が体に起きる場合があります。これを「有害事象」と呼びます。有害事象の原因は、ワクチンのほかに、接種する人が持つ不安や、実はワクチンと無関係だと後になってからわかるものがあります。残念ながら、今の技術では有害事象を完全になくすことはできません。

よく見られる有害事象には、ワクチン接種後の発熱や倦怠感、接種した場所の痛みや腫れ、アレルギー反応などがあります。熱や痛み、腫れは数日で治ることがほとんどですが、「あれ?」と感じたらすぐに接種した医療機関に相談しましょう。

もし1回目の接種後に熱が続いたりした場合は、医療機関に相談しましょう。発熱がある場合、ワクチンによる反応の可能性、新型コロナウイルス感染症になった可能性、その他の病気の可能性などがあります。

万が一、ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合、国による健康被害救済制度があります。新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます*2。お住まいの各自治体に相談しましょう。詳しい制度の内容や手続きは、厚生労働省のサイトで確認することができます。

ワクチンを接種後も、引きつづき手洗いやマスク、消毒をすることと、人との距離を保つといった予防策を継続しましょう。

※1 医療従事者の方の場合、お勤め先を通じてお知らせします。(厚生労働省 接種についてのお知らせ
※2 厚生労働省 接種についてのお知らせ

作成:株式会社ミナケア

体調はいかがですか?

※このお知らせは、新型コロナウイルスワクチンの接種記録を登録いただいた方で、接種日が昨日の方にお送りしています

新型コロナウイルスワクチンの接種記録を登録いただきありがとうございました。ワクチン接種、おつかれさまでした。体調に変化はありませんか?

ワクチン接種の後は、ちょっとした体調の変化など、副反応が心配になりますよね。ワクチン接種で起こる副反応にはどんなものがあるのでしょうか。

ワクチンの副反応について

接種直後~数日はご自身の体調の変化に注意して過ごしましょう。
病気の治療に使う薬と違い、ワクチンは感染症予防のために健康な人にも使います。このため、その安全性には薬より厳しい基準が使われています。それでも、ワクチン接種に伴って予期しない反応や好ましくない反応が体に起きる場合があります。これを「有害事象」と呼びます。有害事象の原因は、ワクチンのほかに、接種する人が持つ不安や、実はワクチンと無関係だと後になってからわかるものがあります。残念ながら、今の技術では有害事象を完全になくすことはできません。

よく見られる有害事象には、ワクチン接種後の発熱や倦怠感、接種した場所の痛みや腫れ、アレルギー反応などがあります。熱や痛み、腫れは数日で治ることがほとんどですが、「あれ?」と感じたらすぐに接種した医療機関に相談しましょう。

万が一、ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合、国による健康被害救済制度があります。お住まいの各自治体に相談しましょう。

作成:株式会社ミナケア

接種は終わりましたか?

※このお知らせは、新型コロナウイルスワクチンの接種予約日を登録いただいた方で、接種予約日が本日の方にお送りしています

ワクチン接種、おつかれさまでした。体調に変化はありませんか?

ワクチン接種が終わったら、接種の記録を付けておきましょう。
今回は、ワクチン接種記録の付け方をご紹介します。

なぜ接種記録が必要なの?
接種後に、医療機関でワクチン接種シールを貼った接種済証を受け取ったと思います。この接種済証は、どのメーカーのどのワクチンを受けたのかが記録された大事な情報です。2回目の接種を受ける際にも必要になります。

この記録は、万が一、ワクチンが製造される途中や、製造されてから医療機関に届くまで、医療機関に届いてから接種するまでのどこかでミスがあった場合に、将来的に自分を守る大切な情報になります。

接種記録の付け方

ステップ1 接種証を写真に撮影
自治体から送付された*1「新型コロナワクチン」のクーポン券の全体像、そのなかの「接種券」、接種したときにもらうワクチン接種シールを貼った「接種済証」を撮影します。

上手な画像撮影のポイント

  • クーポン券の全体像、「接種券」、ワクチン接種シールを貼った「接種済証」をそれぞれ撮影しましょう
  • 接種券や接種済証に書かれている文字が読めるように、カメラのピントを合わせましょう
  • 接種した日付、場所、メーカー名、製造番号、ご自身の名前・住所・生年月日、接種券に記載のその他の情報がわかるように撮影しましょう

ステップ2 アプリに記録
ワクチン接種シールを貼った「接種済証」をお手元に用意して登録を始めてください。アプリを開き、HOME画面の「新型コロナウイルス ワクチン接種記録をつけよう」のバナーから「接種ワクチンの登録」画面にうつります。
接種した日付とメーカー名、ステップ1で撮影した画像を登録したら、接種記録の登録は完了です。

メーカー名の入力の仕方
お手元の、ワクチン接種シールに記載されているQRコードを読み取ると、自動的にメーカー名が入力されます。

※1 医療従事者等の方の接種方法については、勤務先を通じてお知らせする予定です。上記の接種方法とは異なる場合があります。(厚生労働省 接種についてのお知らせ

作成:株式会社ミナケア

今日は新型コロナワクチン接種日です

※このお知らせは、新型コロナワクチンの接種予約日を登録いただいた方で、予約日が本日の方にお送りしています

今日は、新型コロナワクチンの接種予約日です。
改めて持ち物などを確認しましょう。

〇持ち物

・クーポン券(「接種券」と「予防接種済み証」が付いたもの)
※(6月21日追記)職域接種などでは接種券が必要ではない場合もあります。ご確認ください

・本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
※その他の詳細は、お住いの市町村や予約した医療機関からの情報をご確認ください

〇今日の流れ

1)体調をチェックしましょう
特に、発熱がある場合には接種できない場合があります

2)接種は肩にすることが多いので、肩の出しやすい服装にしましょう

3)予約した医療機関へ

4)「予診票」に記入します
当日の健康状態やこれまでにかかった病気などから、接種が可能か医師が判断します

5)ワクチンを接種します
筋肉に注射します。場所は肩のあたりが多いです。
リラックスして臨みましょう。別のことを考えたり(人によっては太ももをつねったり!するそうです)して気を紛らわせてみましょう。

※ワクチンの副反応について
接種直後~数日はご自身の体調の変化に注意して過ごしましょう。
病気の治療に使う薬と違い、ワクチンは感染症予防のために健康な人にも使います。このため、その安全性には薬より厳しい基準が使われています。それでも、ワクチン接種に伴って予期しない反応や好ましくない反応が体に起きる場合があります。これを「有害事象」と呼びます。有害事象の原因は、ワクチンのほかに、接種する人が持つ不安や、実はワクチンと無関係だと後になってからわかるものがあります。残念ながら、今の技術では有害事象を完全になくすことはできません。

よく見られる有害事象には、ワクチン接種後の発熱や倦怠感、接種した場所の痛みや腫れ、アレルギー反応などがあります。熱や痛み、腫れは数日で治ることがほとんどですが、「あれ?」と感じたらすぐに接種した医療機関に相談しましょう。

6)接種後の待機
接種が終わったあとは、注射した部分を揉んだりする必要はありません。医療機関で貼ってもらうばんそうこうで十分です(医療機関の指示に従ってください)。
しばらく(15分程度)その場で待機し、体調がすぐれない場合に医師とすぐに連絡が取れるようにします。

7)接種の完了!
接種してもらったら、QRコードのついたワクチン接種シールを必ずもらいましょう。接種したワクチンの詳細がわかる大事なシールです。

8)このアプリに登録
いつ、どの医療機関で、どのメーカーのどのワクチンを受けたのかを画像などで記録します。
今後、接種状況を確認したい時、接種後に体調が良くない時、接種証を無くしてしまった時などに自分を守るための大事な情報になります。

9)接種直後~数日はご自身の体調の変化に注意して過ごしましょう
・接種当日の入浴は問題ありませんが、激しい運動は避けましょう
・車の運転は可能ですが、体調に不安がある場合は控えましょう
・接種した部位は清潔にしましょう
・接種した部位が腫れたり、痛んだりすることがあります
・献血は接種から48時間が経過すると可能です
 ※接種した医療機関の指示に従ってください

ワクチン接種が終わったら、アプリへの記録と2回目の予約の確認をしておきましょう。
2回目の接種は、ファイザー社のワクチンは3週間後の同じ曜日、モデルナ社とアストラゼネカ社のワクチンは4週間後の同じ曜日に受けるのが標準です。
2回目接種の医療機関への予約とアミュレットへの登録を忘れずにしておきましょう。

 

厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A

作成:株式会社ミナケア

明日は新型コロナワクチン接種日です

※このお知らせは、新型コロナワクチンの接種予約日を登録いただいた方で、予約日が明日の方にお送りしています

明日は、新型コロナワクチンの接種予約日です。接種時の流れや押さえておきたいポイントをお届けします。
大切なのは、接種時のリラックス&接種後の記録の2つです!

〇当日の持ち物

・クーポン券(「接種券」と「予防接種済み証」が付いたもの)
※(6月21日追記)職域接種などでは接種券が必要ではない場合もあります。ご確認ください
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
※その他の詳細は、お住いの市町村や予約した医療機関からの情報をご確認ください

〇明日の流れ※1

1)体調をチェックしましょう
特に、発熱がある場合には接種できない場合があります

2)接種は肩にすることが多いので、肩の出しやすい服装にしましょう

3)予約した医療機関へ

4)「予診票」に記入します
当日の健康状態やこれまでにかかった病気などから、接種が可能か医師が判断します

5)ワクチンを接種します
筋肉に注射します。場所は肩のあたりが多いです。
リラックスして臨みましょう。別のことを考えたり(人によっては太ももをつねったり!するそうです)して気を紛らわせてみましょう。

6)接種後の待機
接種が終わったあとは、注射した部分を揉んだりする必要はありません。医療機関で貼ってもらうばんそうこうで十分です(医療機関の指示に従ってください)。
しばらく(15分程度)その場で待機し、体調がすぐれない場合に医師とすぐに連絡が取れるようにします。

7)接種の完了!
接種してもらったら、QRコードのついたワクチン接種シールを、「予防接種済み証」に必ず貼ってもらいましょう。接種したワクチンの詳細がわかる大事なシールです。

8)このアプリに登録
いつ、どの医療機関で、どのメーカーどのワクチンを受けたのかを画像などで記録します。
今後、接種状況を確認したい時、接種後に体調が良くない時、接種証を無くしてしまった時などに自分を守るための大事な情報になります。

9)接種直後~数日はご自身の体調の変化に注意して過ごしましょう
・接種当日の入浴は問題ありませんが、激しい運動は避けましょう
・車の運転は可能ですが、体調に不安がある場合は控えましょう
・接種した部位は清潔にしましょう
・接種した部位が腫れたり、痛んだりすることがあります
・献血は接種から48時間が経過すると可能です

※接種した医療機関の指示に従ってください

 

※1 厚生労働省 Youtube配信動画 新型コロナワクチンを受けるには
※2 ​WHO「E-learning course on Vaccine Safety Basics」

作成:株式会社ミナケア

感染症って何なの?​

OUTLINE

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に入り込んで起きる病気のこと。風邪が一番わかりやすい例ですが、人類にとって大きな脅威です。病原体はどのように体に入ってくるのでしょうか。

感染症って何なの? 【第1回】感染と感染経路
感染症って何なの? 【第2回】感染のしやすさ、潜伏期間、分類

昔から感染症は人類の脅威だった

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に入り込んで増え、症状が出る病気です。代表的なものは「風邪」で、風邪の主な病原体はウイルスです。感染症の症状は病原体の種類によってさまざまで、発熱や吐き気、下痢や咳などがあります。

病原体の一つである細菌が顕微鏡で観察できるようになったのは今から350年くらい前ですが、その前(人類が病原体に気がつく前)から感染症は人類を脅かしていました。600年ほど前にヨーロッパで大流行したペスト(ペスト菌という細菌の感染症)では、当時のヨーロッパの人口の3分の1が亡くなったと言われています*1。

感染するってどういうこと?:感染の三要素

感染とは、ウイルスや細菌などの病原体がなんらかの形で体内に入り込み、体内で増え始めた状態を指します。症状がでなくても、感染していることがあります。

感染が起きるには、「病原体」と「感染する相手(宿主とも呼びます)」、そして「感染経路(どうやって体内に入るか)」の三つの要素が必要です。このうち病原体(感染源とも言います)には、細菌やウイルスのほか、寄生虫や真菌(カビ)などさまざまな種類があります。感染する相手は、人のほかに動物も含まれます。

病原体は口や手から体に入ってくる:感染経路

病原体が体に入ってくる方法(感染経路)はさまざまです。これを防ぐには、とにかく手洗い、マスク、そして消毒が大切です。体に病原体を入れない、周りから病原体を減らす、ということです。

​ー主な感染経路

  • 空気感染:病原体が空気中を飛んできて、口や鼻から吸い込んで感染します。遠くまでただよっていくので一番厄介です。結核やはしかがこのタイプです。
  • 飛沫感染:感染者の咳やくしゃみ、会話の際のツバなどによってウイルスが水分に包まれた状態で飛んできます。せいぜい1~2mの範囲までしか飛びませんが、それを口や鼻から吸い込んで感染します。いわゆる風邪やコロナウイルスがこのタイプです。
  • 経口感染:食べ物などで口から胃の中などに入って感染します。食中毒がこれにあたります。
  • 接触感染:病原体に触った手で口や鼻、目などを触って感染します。いわゆる風邪のほか、ノロウイルスなどもこのタイプです。

参考文献:

※1 NIID国立感染症研究所 「ペストとは」

※2020年12月現在の情報を参考に作成しています。

​作成:Health Amulet編集部

感染症って何なの? 【第1回】感染と感染経路
感染症って何なの? 【第2回】感染のしやすさ、潜伏期間、分類

第6回 カラダシルプロジェクトへのご参加ありがとうございました

自分の体が健康かどうか、自分ではわからないのです

こんにちは。カラダシルプロジェクト運営事務局です。
ご一緒に学んできました全6回のカラダシルプロジェクトですが、今回で最終回となりました。

最終回はこれまでお話ししてきた、女性特有のお悩みについて改めて振り返るとともに、周囲ができるサポートについてご紹介します。

基本は健康習慣を身に着けること

女性は、一生のうちに大きく4つのライフステージ(思春期、成熟期、更年期、老年期)があり、ホルモンバランスが変化します。それに伴い、女性特有のさまざまな心・身体の変化があります。こういった変化に上手に対処するためには、身体に起きる変化を理解すること、そして「日々の健康習慣の積み重ね」も大切です。

改めて、基本的な対策として3つが大切です。

1.主食、主菜、副菜をバランスよくとること
2.運動は週に3~4回の頻度で、1日あたり30~60分ほど意識的に
3.規則正しい睡眠

大切なのは、基本の健康習慣だけじゃない?

食事、運動、睡眠に気をつけた生活を送っていれば絶対に病気にならないかというと、そうではありません。また、病気の種類によっては、自覚症状がないまま悪化してしまい治療が遅れたために後遺症が残ることになったり、最悪な場合は命を失うことになったりする可能性もゼロではありません。

そうならないために大切なことは、健診の定期的な受診です。これは、生活習慣を見直すきっかけづくりが主な目的です。

普段は医療機関にかかるほどではない程度の軽い頭痛や便秘などの症状がある方も、健診を受診することによって原因がわかったり、生活指導が受けられたりするようになることがあります。大切なパートナーへの声掛けや、周囲が健診を受けやすくするためのサポート、配慮などが大切です。

これまでお伝えしたポイントをおさらいしましょう

ここで、これまでにお届けした「頭痛」「便秘」「月経困難症・月経前症候群(PMS)」「更年期障害」について、改めて押さえておいていただきたい内容をおさらいしてみましょう。

頭痛​の基礎知識をおさらい

  • 女性は男性と比べて頭痛の症状が発症しやすく、「片頭痛」に関しては、女性は男性に比べて3〜4倍の有病者がいると言われています

  • 女性が生理前に頭痛が起きやすいのは、ホルモンバランスが影響しています。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つがあり、これらのホルモンの分泌量が増えたり減ったりすることで月経を起こしますが、特にエストロゲンが片頭痛に関係があると言われています*1

  • 女性に多い片頭痛は脳の血管が収縮し、神経が刺激され、血管が拡張することで起こるとされるため、血管の拡張・収縮作用がある食品の摂取量を控えましょう。代表的な食品としては、チョコレートや赤ワインなどポリフェノールを多く含む食品があります

  • 頭痛薬を飲むと一時的に痛みがなくなることもあると思いますが、自己判断で市販薬を使うよりも頭痛ダイアリーをつけて専門医に相談しましょう

便秘の基礎知識をおさらい

  • 便秘の原因は一つではありませんが、一般的には食生活の偏りや運動不足、ストレスなどで腸の動きが悪くなることによって引き起こされる場合があります

  • 女性が生理前、便秘になりやすいのは、「プロゲステロン」が大腸のぜん動運動を抑えたり、腸内の水分を体内に吸収しやすくすることで、便が固くなるためと言われています

  • 便秘の症状改善のためには、食物繊維を多く摂取したり、散歩やストレッチ程度の適度な運動習慣を身につけたりすることも有効です

  • それでも解消しない場合は、酸化マグネシウムのようにマイルドでクセになりにくい便秘薬から試してみましょう。酸化マグネシウムには、便の水分を増やし軟らかくし、排便がスムーズにする働きがあります

月経困難症・月経前症候群(PMS)の基礎知識をおさらい

  • 月経困難症・月経前症候群(PMS)の原因ははっきりとわかっていませんが、生理周期に応じて症状が出やすくなることから、女性ホルモンの乱れと関係があると考えられています

  • 女性ホルモンの乱れをなるべく抑えるためには、規則正しい生活やカフェインの取りすぎを控える、月経の始まる1週間くらい前からジョギング、ウォーキング、ヨガなど軽い運動を取りれることをおすすめします*2

  • 症状がつらいときには、我慢せずに痛み止め(鎮痛剤)を服用しましょう。鎮痛剤を選ぶには、痛みの原因となるプロスタグランディンをブロックできる薬(プロスタグランディン合成阻止剤)がより効果的です

  • 生理前のイライラを抑える目的で低用量ピルを服用することもできますが、医師に相談の上、実際に飲んでみて合うかどうか試してみるのが大事です

更年期障害の基礎知識をおさらい

  • 40〜50代になると、女性の体は更年期と呼ばれる期間に入り、急なのぼせや発汗、動悸や肩こりなどの身体的な不調や心身の不調が現れることがあります。これを更年期障害と呼びます

  • 更年期特有の症状を軽くするためには、十分な睡眠と栄養摂取で自律神経を出来るだけ整えましょう。ストレスに対処するため、自分なりのリラックス法を確立しておくといいでしょう

  • 病院で行う治療は大きく三つで、めまいや頭痛などの諸症状に対する対症療法、体質や症状に合った漢方薬による治療、根本治療によるホルモン補充療法があります。選択肢を知り、医師に相談の上、納得できる治療法から試してみましょう

  • 男性も頻度は低いですが男性ホルモンの急な低下により更年期障害が起きることがあります
おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のプロジェクトでは、女性特有の身体や心の悩みについて、その基礎知識や対処方法をお伝えしてきました。
女性の健康というと、女性だけが考えることと思われがちですが、女性の身体や心の不調が起きるメカニズムを知っておくことでお互いの理解が深まることもあります。女性はライフステージによって現れる悩みが異なること、人によっては日常生活に支障が生じるような悩みを抱えていることを知っていただくことが大事です。人によってかけてほしい言葉、してもらいたい配慮は違いますので、踏み込み過ぎないようにすることや、体調が悪い時にスケジュールがフレキシブルに調整できたり医療機関に受診しやすいような労働環境にすることが大切です。

今回のプロジェクトが、女性の健康を知るきっかけになれば幸いです。

​プロジェクトへのご参加ありがとうございました!後日お送りする事後アンケートへのご回答をお待ちしております。

第6回 カラダシルプロジェクトへのご参加ありがとうございました

自分の体が健康かどうか、自分ではわからないのです

こんにちは。カラダシルプロジェクト運営事務局です。
ご一緒に学んできました全6回のカラダシルプロジェクトですが、今回で最終回となりました。

最終回は「健康維持を目指したい女性のための体調管理」についてです。
ここでは、女性が体調を崩しにくい体作りのためにはどのようなことに取り組むべきなのか、また、これまでお話ししてきた、ご自身の身体を知り、健康を守るためのポイントを改めてご紹介します。

基本は健康習慣を身に着けること

これまで、女性特有のお悩みについて、その症状や予防法・対処法についてお伝えしてきました。女性は、一生のうちに大きく4つのライフステージ(思春期、成熟期、更年期、老年期)があり、ホルモンバランスが変化します。それに伴い、女性特有のさまざまな心・身体の変化があります。こういった変化に上手に対処するためには、まずはご自身の身体に起きる変化を理解すること、そして「日々の健康習慣の積み重ね」が大切です。

改めて、基本的な対策として3つを見直しましょう。

1.主食、主菜、副菜をバランスよくとること
2.運動は週に3~4回の頻度で、1日あたり30~60分ほど意識的に
3.規則正しい睡眠

大切なのは、基本の健康習慣だけじゃない?

食事、運動、睡眠に気をつけた生活を送っていれば絶対に病気にならないかというと、そうではありません。また、病気の種類によっては、自覚症状がないまま悪化してしまい治療が遅れたために後遺症が残ることになったり、最悪な場合は命を失うことになったりする可能性もゼロではありません。

そうならないために大切なことは、健診の定期的な受診です。そして健診結果から、生活習慣の見直しへつなげましょう。

そもそも習慣とは、自分でも気づかないうちに取ってしまっている行動のことです。つまり、ご自身の健康習慣のどこかに問題が発生していたとしてもなかなか気付けず、気付いても見て見ぬ振りをしてしまっていたりする可能性があります。

特に体調の変化がなく自分自身では健康だと思っていても、健診によって重い病気が見つかる可能性があります。健診は1年に1度、できる限り同じ時期に受診するようにしましょう。

普段は医療機関にかかるほどではない程度の軽い頭痛や便秘などの症状がある方も、健診を受診することによって原因がわかったり、生活指導が受けられたりするようになることがありますので、自分には関係がないと思わずに、必ず健診を受診しましょう。

また、通常の健診のみではなく、がん検診などの「検診」を活用することも重要です。通常の健診は一次予防ですが、検診は二次予防で、がんや骨粗鬆症など特定の病気を調べることができます。気になることや、ライフステージごとに活用をおすすめします。

新型コロナウイルスの影響を受けて、健診、検診ともに受診数が減少しております。厚生労働省でも定期的な健診、検診を推奨しております。みなさまの健康維持のためにも​、健診、検診の受診をどうぞよろしくお願いいたします。

厚生労働省:新型コロナウイルス感染症が気になって受診を控えている皆さまへ

これまでお伝えしたポイントをおさらいしましょう

ここで、これまでにお届けした「頭痛」「便秘」「月経困難症・月経前症候群(PMS)」「更年期障害」について、改めて押さえておいていただきたい内容をおさらいしてみましょう。

頭痛​の基礎知識をおさらい

  • 女性は男性と比べて頭痛の症状が発症しやすく、「片頭痛」に関しては、女性は男性に比べて3〜4倍の有病者がいると言われています

  • 生理前に頭痛が起きやすいのは、ホルモンバランスが影響しています。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つがあり、これらのホルモンの分泌量が増えたり減ったりすることで月経を起こしますが、特にエストロゲンが片頭痛に関係があると言われています*1

  • 女性に多い片頭痛は脳の血管が収縮し、神経が刺激され、血管が拡張することで起こるとされるため、血管の拡張・収縮作用がある食品の摂取量を控えましょう。代表的な食品としては、チョコレートや赤ワインなどポリフェノールを多く含む食品があります

  • 頭痛薬を飲むと一時的に痛みがなくなることもあると思いますが、自己判断で市販薬を使うよりも頭痛ダイアリーをつけて専門医に相談しましょう

便秘の基礎知識をおさらい

  • 便秘の原因は一つではありませんが、一般的には食生活の偏りや運動不足、ストレスなどで腸の動きが悪くなることによって引き起こされる場合があります

  • 生理前、便秘になりやすいのは、「プロゲステロン」が大腸のぜん動運動を抑えたり、腸内の水分を体内に吸収しやすくすることで、便が固くなるためと言われています

  • 便秘の症状改善のためには、食物繊維を多く摂取したり、散歩やストレッチ程度の適度な運動習慣を身につけたりすることも有効です

  • それでも解消しない場合は、酸化マグネシウムのようにマイルドでクセになりにくい便秘薬から試してみましょう。酸化マグネシウムには、便の水分を増やし軟らかくし、排便がスムーズにする働きがあります

月経困難症・月経前症候群(PMS)の基礎知識をおさらい

  • 月経困難症・月経前症候群(PMS)の原因ははっきりとわかっていませんが、生理周期に応じて症状が出やすくなることから、女性ホルモンの乱れと関係があると考えられています

  • 女性ホルモンの乱れをなるべく抑えるためには、規則正しい生活やカフェインの取りすぎを控える、月経の始まる1週間くらい前からジョギング、ウォーキング、ヨガなど軽い運動を取りれることをおすすめします*2

  • 症状がつらいときには、我慢せずに痛み止め(鎮痛剤)を服用しましょう。鎮痛剤を選ぶには、痛みの原因となるプロスタグランディンをブロックできる薬(プロスタグランディン合成阻止剤)がより効果的です

  • 生理前のイライラを抑える目的で低用量ピルを服用することもできますが、医師に相談の上、実際に飲んでみて合うかどうか試してみるのが大事です

更年期障害の基礎知識をおさらい

  • 40〜50代になると、女性の体は更年期と呼ばれる期間に入り、急なのぼせや発汗、動悸や肩こりなどの身体的な不調や心身の不調が現れることがあります。これを更年期障害と呼びます

  • 更年期特有の症状を軽くするためには、十分な睡眠と栄養摂取で自律神経を出来るだけ整えましょう。ストレスに対処するため、自分なりのリラックス法を確立しておくといいでしょう

  • 病院で行う治療は大きく三つで、めまいや頭痛などの諸症状に対する対症療法、体質や症状に合った漢方薬による治療、根本治療によるホルモン補充療法があります。選択肢を知り、医師に相談の上、納得できる治療法から試してみましょう

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。
健康の維持に特効薬はなく、日々の小さな積み重ねが、あなたの体に大きな影響を与えます。
やりたいことがあっても、健康状態が整わずにままならないことも多くあります。定期的に健診を受診して体の状態を確かめながら、健康習慣を身につけるとともに、心配なことがあれば我慢せず、医師に相談をしましょう。

今回のプロジェクトが、少しでも日々の生活や、ご自身の心・身体と向き合うきっかけになれば幸いです。

​プロジェクトへのご参加ありがとうございました!後日お送りする事後アンケートへのご回答をお待ちしております。