カラダシルプロジェクト第3回:ホルモン、その不思議の正体

  • 毎月のイライラ、もやもや、その原因を知るカギは「女性ホルモン」

こんにちは。カラダシルプロジェクトのお便りを開いていただきありがとうございます。

前回のお便りでは、女性ホルモンの変化と上手に付き合うことが、健康でキレイのヒントになることや、毎月の生理の不調について多くの人は上手に対処ができていないことをお伝えしました。

今回は、毎月の生理前後で私たちの身体や心に起きる変化とそのメカニズムをお伝えします。

女性の身体や心が、ホルモンによって変化することは聞いたことがありますよね。ホルモンは、私たちの体の健康維持のためにいろいろな機能を調節する働きがあります。体の中には100種類以上のホルモンがある、とも言われているんです*1。

ホルモンの量がおかしくなったり、ホルモンの働きが異常になることで起きる病気を、内分泌疾患と言いますが、難しい病気の名前を覚える必要はありません。ホルモンの量は多すぎても、少なすぎてもいけない、ちょうどいい量が大切。そしてこのちょうどいい量は、狭い範囲で調節されている、ということを覚えておいてくださいね*1。

 

ホルモンバランスってよく聞くけど、ホルモンの調整って微妙なバランスなんですね。

「女性ホルモン」って多いほうが良いイメージがあったけど…

 

ときどき質問を受けますが、恋愛をしても女性ホルモンは出ませんよ。恋愛と女性ホルモンの関係について医学的に根拠はありません。

女性ホルモンは、多い方がいいわけではなく、きちんと決まった時期に必要な分だけ分泌されることが大切です。そのためには健康的な生活を心がけて。

 

  • ホルモンバランスの変化、身体と心にはいったいどんな変化が起きてるの?

このお便りを読んでいる方のなかにも、「毎月の生理痛がつらい」「イライラや身体の不調、どうにかしたい」そんなふうに思っている方もいるかもしれません。

女性は、毎月生理周期に合わせてホルモン量が変化しています。

生理周期は、約28日間。その間に、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは分泌量のバランスを変えながら女性の体を整えています*2。

生理がはじまってから約2週間後に排卵があります。生理が終わって排卵の時期になると肌の調子が良くなったり、体が軽くなるのは、エストロゲンという女性ホルモンが増えるから。

排卵前後3〜4日程度の時期をすぎると、今度はもう一つの女性ホルモン、プロゲステロンの分泌が多くなります。水分や栄養を溜め込み、体がむくみがちになり、気持ちも不安定になりがちです。イライラしたり、食欲が増したりするのもこの時期です*2。

こんなふうに、排卵の前後で2つのホルモンが増えたり減ったりすることで、私たちの心や身体が変化しているんです。

不調の原因がわかれば、対処もできそうですよね。

それぞれの時期の身体と心の変化を前もって把握しておくことで、自分だけでなく、例えばパートナーにも、生理痛のつらさやその原因をうまく説明できて、もっと理解してもらえることもあるかもしれません。

 

  • あなたのお悩み、もやもや、教えてください

お便りを読んでいただき、ありがとうございました。

私たちのチームには医師も参加しています。ぜひお悩みを聞かせてくださいね。

アンケートに回答していただいたり、たくさんお便りを読んでくれた方には、スペシャルなご案内をお届けすることがありますので、お楽しみに。

 

第4回は「今日からできる、もやもや不調を吹き飛ばす5箇条」をお届けします。

このお便りは、アンケートで、お届けする情報について「年齢を重ねて出る症状(更年期)について」「健康的なキレイ(女性の痩せ)について」「(男性向け)働く女性の健康について」のうち、「健康的なキレイ(女性の痩せ)について」を選択いただいた方、またはアンケートに回答がなかった方には事務局がご登録いただいた年齢・性別に合わせてお送りしています

*1 一般社団法人 日本内分泌学会 「ホルモンとは?」http://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=3

*2 厚生労働省 女性の健康推進室「ヘルスケアラボ」https://w-health.jp/

 

3問のアンケートに答える>>

——————————

ご不明な点はプロジェクト運営事務局まで

カラダシルプロジェクト運営事務局

karadashiru_info@minacare.co.jp

・本記事は、カラダシルプロジェクトから配信しています

・お便りを読めば読むほど終了時アンケート後の、プレゼント当選確率が上がります(AmazonGiftカード5,000円分を抽選で200名の方にプレゼント)

——————————