こんにちは。最近、お体の調子はいかがでしょうか?
私たちは、体になにか異常があれば、基本的には自分でそれに気付くことができます。しかし、自覚が無いというだけで実際には進行している病気があるかもしれないのです。
もしも明日の楽しみな予定を突然キャンセルしなければならなくなったら、そのほうが後悔しませんか?
自分の健康は自分でなければ守ることができません。前回のご連絡でもお伝えしましたが、他人事とは思わず、ぜひ今年は健診に足を運びましょう。
健診後、その結果が届きましたら、Health Amuletの「あなたの健診・検診結果」のページに反映される予定です。また、[氏名]様の健診結果に合わせて最適なアドバイスをお送りしますので、ぜひ受診してください。
健診の流れをおさらいしましょう
健診当日に慌てることが無いように、当日の流れや持ち物について簡単におさらいしておきましょう。
1,受付
予約をした健診機関にて、指定の日時に受付を済ませます。
2,更衣
スムーズに健診を受けるために、検査着に着替えます。
3,検査
以下の項目それぞれの検査を行います。
・採血
・身体計測
・視力
・聴力
・採尿
・血圧
・心電図
・胸部X線
4,診察
医師に直接、お体の具合について相談します。
5,受付
必要に応じて健診費用をその場で支払い、帰宅の受付を済ませます。
6,持ち物と服装
受付表、健康保険証を忘れずにお持ちください。また健診機関によっては、自宅での採尿をお願いすることもありますので、事前によく確認しておきましょう。
また服装については、脱ぎ着しやすいように、温度調節は羽織るもので対応しましょう。
健診前日は、ここに注意!
さて、人間の体というのは日々のちょっとした行動の違いで変化が現れるものです。そのため、この1年間のあなたの取り組みを正確に振り返るためには、健診に向けた事前準備が大切になります。
1.夕食は軽く、アルコールは禁止
健診受診前の空腹時間(お食事を食べない時間)を守りましょう。また、アルコールは禁止です。
健診前日は、やや軽めの夕食にしておくことが理想的です。胃に負担がかかるようなものは控えましょう。
※中性脂肪や血糖などメタボリックシンドロームに関連する項目は食事内容によって大幅に数値が変動します
2.内服薬は前もって主治医に相談を
毎日薬を飲んでいる方は、健診前日も飲んでいいのか主治医に確認しておきましょう。また、病気ではなく美容健康を目的に飲んでいる薬やビタミン剤、ドリンク剤などは飲まないようにしましょう。
3.激しい運動を避けよく眠る
健診前日に激しい運動を行うと、検査数値が上昇する場合があります。前日は体を休めるようにして、体調を万全に整えておくことが大切です。
4.月経時や妊娠時は…
月経時や妊娠時など、ホルモンバランスが安定しないような時期に関しては、検査数値に影響があったり、そもそも受けることができない検査があったりしますので、事前に医師や病院スタッフなどに報告してください。
そして、健診は受けた後が大切です
健診を受けたらホッとして気が緩んでしまいがちですが、健診はゴールではなく、健康な未来へのスタートでしかありません。健診結果が届いた後に、その結果に合わせて自分の生活習慣を見直すことこそが、最も大切なのです。
そこで、健診を受けた後の注意事項をお伝えします。
1. 健診結果に必ず目を通し、生活習慣の改善が必要か確認する。
健診結果は、これまでの生活習慣の成績表です。 健診結果が届いたら、後まわしはせず、すぐに隅々までチェックをしてください。
食生活や運動習慣、休養、喫煙など、生活習慣で改善が必要なところはないか、確認しましょう。
2. 気になることがあれば健診機関に相談する
検査項目や健診結果で不明な点があれば、健診機関に相談しましょう。年々数値が上がる(または下がる)項目がある場合は、たとえそれが基準値の範囲内であっても、気になるようであれば迷わず相談して不安を解消することが大切です。
3. 二次検査(再検査、精密検査)を恐れない、面倒がらない
「以前も二次検査を受けなかったけれど大丈夫だった」は非常に危険です。自覚症状がなくても進行する病気もあります。速やかに二次検査を受診して、早めの診断を受けましょう。
不安があるかもしれませんが、特定健診で分かる病気は、早期発見・早期治療によって良くなる可能性が高いことが多いのです。怖いからと二次健診を受けずにいて、治せたはずの病気を悪化させてしまったら大変です。
健診は、今の自分を知る機会であると共に、未来の健康への投資ですので、毎年必ず受診しましょう。