コロナ禍でメンタルを守る

ケース別のメンタルを守るためのヒント

WHO(世界保健機関)が公表している資料*1をもとに、生活に役立つヒントをまとめました。

ー親としてー

  • 子供はストレスがかかると、いつも以上に親の注意を引こうとします
  • 生活のリズムをできるだけ崩さないように。または、新しくリズムを作りましょう。
  • 新型コロナウイルスについて、子供にもわかる言葉で率直に話し合いましょう
  • 在宅での勉強のサポートや、遊ぶ時間の確保をしましょう
  • 不安や悲しさを子供が前向きに表現できるようにしてあげましょう
  • 電話やオンラインで、子供たちが友だちや家族と連絡できるようにしてあげましょう
  • 子供を画面の前にばかりいさせないで、絵を描いたり、料理をしたり、歌を歌ったり、外で遊んだりさせましょう
  • いつも以上にビデオゲームに熱中させることのないようにしましょう

ー高齢者の場合ー

  • 電話やメール、SNSやオンラインで大切な人と定期的に連絡を取るようにしましょう
  • 食事、睡眠、趣味の時間などをできるだけしっかり確保しましょう
  • 自宅でも毎日できる簡単な運動を覚えて、動ける体を維持しましょう
  • タクシーの呼び方、食料の配達依頼、医療機関の予約方法などを把握しておきましょう
  • 食べ物や薬が何日分あるか、家族や友人で頼れる人を確認しておきましょう

ー精神疾患で治療中の場合ー

  • 治療中の方は医師の指示を守るようにし、薬をきらさないようにしましょう
  • もし症状が悪化した場合の連絡先を確認しておきましょう
  • アルコールや薬物への依存があって治療している場合、新型コロナウイルス感染症の流行によって不安や孤独感が強まって治療からの離脱が起きる可能性が高まることに注意しましょう
  • その他、新型コロナウイルス感染症によって生活に制限がかかる場合の治療の継続については、かかりつけ医に相談しておきましょう

 

参考文献:

※1 WHO 「#HealthyAtHome – Mental health」

※2021年1月現在の情報を参考に作成しています。

​作成:Health Amulet編集部

コロナ禍でメンタルを守る 【第1回】自分を労わる、WHOのアドバイス
コロナ禍でメンタルを守る 【第2回】親として、高齢者、精神疾患