こんにちは。カラダシルプロジェクト運営事務局のサキコ@クリニック勤務です。
前回は腰痛について、れいこさんにお話ししました。
本日は腰痛の予防法や危険な腰痛についてお伝えします!
下半身ストレッチがポイント!腰痛にならないための予防法
予防のためには、普段から下半身や腰、背中の筋肉の状態を良好に保つ基礎が大切。具体的にはストレッチが効果的です※1。腰に違和感がない時から、仕事の合間など、できるときに行いましょう。
こんな腰痛は危険!病院へ行きましょう
「放っておくと危険な腰の痛みもあるんですよ」
例えば、じっとしていても痛みが引かない、足のしびれや麻痺、尿・便の失禁などを伴う、熱がでる、痛みが徐々にひどくなるなどの場合はすぐにかかりつけの病院へ※2。放っておくと危険な病気(大動脈解離やがんなど)が隠れている場合があります。かかりつけ医がいない場合、まずは整形外科を受診しましょう※3。
病院では、医師の判断で検査・治療となりますが、大半のケースはまず痛み止めの湿布や薬が処方され、しばらく様子をみることになります※2。
「自分で湿布を選ぶ場合ですか?種類があって選ぶのが難しいですよね」
市販の湿布には冷感タイプと温感タイプがあります。急な炎症があるときは冷感タイプ。慢性的な症状には、自分が気持ち良いほうを選びましょう。ただし、1〜2週間効果がなければ、病院へ行きましょう※2。
れいこさんは月経時にも腰痛や色々な痛みを感じることがあるそう。
「では、月経時の痛みやPMS(月経前症候群)についてもれいこさんにお伝えします!」
監修:
宋美玄先生 産婦人科医、医学博士
2001年、大阪大学医学部卒、川崎医科大学講師、ロンドン大学病院(胎児超音波部門)留学を経て、2010年から国内で産婦人科医として勤務。
主な著書に、「産科女医からの大切なお願い:妊娠・出産の心得 11か条」(無双舎)、「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」(ブックマン社)などがある。
参考資料:
※2 わかりやすい病気のはなしシリーズ45 腰痛 一般社団法人日本臨床内科医会