- 気になる疑問、まとめて答えます!
こんにちは。カラダシルプロジェクトのお便りを開いていただきありがとうございます。
ここから2回に渡って、みなさんからいただいた質問*1に回答します!すべての質問にはお答えできませんが、おさらいの意味も含めてチェックしてみてくださいね。
みなさんにお約束した通り、
・ちょっと調べたらわかる、健康サイトに載っていること
・無理しないとできない、がんばらないとできないこと
このお便りではお伝えしません。毎日頑張るあなたに、少し役立つ、ちょっと息抜きになる情報をご案内します。
~女性の健康について、みなさんからいただいた質問にお答えします~
- 恋愛から遠のいているから、女性ホルモンが枯渇する?
女性ホルモンは、恋愛で増えたり減ったりしません!
雑誌などの特集では、「恋愛によってホルモンが分泌されてキレイになる」というワードを目にすることもあるかもしれませんが、恋愛やセックスで女性ホルモンが増えることはありません。
脳内ホルモンと言われる、ドーパミンやオキシトシンが出ることで脳が快く感じると言われていますが*2、女性ホルモンとは無関係。女性ホルモンは自分の意思で増やせるものではありません。
- 男性と同じかそれ以上にバリバリ働いています。男性ホルモン、増えすぎ?
仕事をしている、していないに関わらず、女性の身体も男性ホルモンを分泌しています。でも、仕事のしすぎで増えるということはありません。
「テストステロン」という男性ホルモンは聞いたことがある方もいますよね。このテストステロンは、筋肉の量や強さを保ったり、性欲をつかさどるといった働き、集中力を維持する役割があります*3。
仕事を頑張る姿勢が、男性的=「男性ホルモンが多い」というのは間違い。女性が仕事を頑張っても、男性ホルモンが増えるわけではありません。
ただし、ストレスや体調の変化でホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンの影響を受けやすくなることはあります。それによって皮脂の量が多くなり、ニキビが出やすくなることがあります。
- 30代半ばでなんとなく体調不良が気になります。これってもう更年期?
女性の45歳を中心とした前後の5年ぐらいの時期を「更年期」といいます。30代半ばで更年期を心配する必要はありません。30代であれば、ホルモンバランスの乱れによる不調の可能性が考えられます。
若いうちからできる、これをやっておけば大丈夫!といった更年期を予防するための良い方法、というのはありません。症状の出やすさを個人の努力でどうにかすることはできないもの。更年期の不調と一言で言ってもさまざまな不調が起こりえます。気になる症状があれば、更年期と決めつけず、症状に合わせて病院を受診しましょう。
- 閉経したら、どうなるの・・・?!
閉経したらもう女性として終わり…こんな言葉も、巷にあふれていますが根拠はありません。
でも閉経によって女性ホルモンの分泌がなくなることで、急激に女性ホルモンが減ることは、すでにご存じですよね(第3回のお便りもご覧ください)。
閉経後は、骨を作ったり、コレステロール値を調整したりする女性ホルモンが出なくなるので、高血圧や高コレステロール、骨粗しょう症になりやすくなったり、代謝が落ちて太りやすくなります。こういった症状を和らげるために、ホルモンを補う、ホルモンの補充療法があることはすでにお伝えしました。
閉経によって生理からは解放されます!身体が次のステージに変化した、と考えてみましょう。
このお便りを読んでいる方のなかには、「更年期って怖い」「更年期にはマイナスのイメージがある」そんなふうに思っている方もいるかもしれません。
でも、女性なら年齢の変化とともに誰でも経験するのが更年期。正しい知識を身に付けて、自分の身体と心の変化に耳を傾けてみてくださいね。
- あなたの頑張り、やる気!私たちが応援します!
お便りを読んでいただき、ありがとうございました。
このお便りもあと3回になりました。毎日お仕事を頑張るあなたの「ちょっと始めてみようかな」という気持ちをぜひ応援させてください。
お便りを読んで、明日から試してみたい、始めてみたい、意識してみようと思ったことがあれば、ぜひアンケートでお聞かせくださいね。
このお便りは、アンケートで、お届けする情報について「年齢を重ねて出る症状(更年期)について」「健康的なキレイ(女性の痩せ)について」「(男性向け)働く女性の健康について」のうち、「年齢を重ねて出る症状(更年期)について」を選択いただいた方、またはアンケートに回答がなかった方には事務局がご登録いただいた年齢・性別に合わせてお送りしています。
複数選択いただいた方には、2通以上お便りが届く場合がございます。
*1 カラダシルプロジェクト コンテンツ配信時のアンケートより。いただいた質問の中から、編集部が抜粋したものを一部編集して掲載しています
*2 厚生労働省 「eヘルスネット」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-047.html
*3 順天堂大学医学部付属順天堂委員 泌尿器科 https://juntendo-urology.jp/examination/mens_health/
——————————
ご不明な点はプロジェクト運営事務局まで
カラダシルプロジェクト運営事務局
karadashiru_info@minacare.co.jp
——————————